業務用インクジェット(IJ)プリンターを製造・販売するローランド ディー.ジー.(株)は、カッティングマシン「CAMM-1(キャムワン)シリーズ」の新製品として、GR2-640(最大用紙幅1,782mm対応)およびGR2-540(最大用紙幅1,594mm対応)の2機種を、2021年8月より世界各地で順次販売を開始する。
 CAMM-1は、さまざまな種類のシートやフィルムを自由な形状に切り抜くことができるカッティングマシン。広告・看板をはじめ、自動車のウィンドウフィルムや車体ラッピング、スポーツアパレルなど幅広い用途で活用されている。また、大判IJプリンターと組み合わせて利用いただくこと(Print-then-Cut)が多く、カラフルに印刷したグラフィックの輪郭をユニークなカタチに切り抜いたステッカーやラベル、店舗の各種デコレーションサイン、さらに、最近では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の注意喚起を促すためのソーシャルディスタンスサインの製作にも使われている。
 今回発表するGR2-640/540は、カッティングマシンとしての高い基本性能と求めやすい価格を両立すると共に、大判IJプリンターとの連携を強化したシリーズ最新モデル。
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 最高1,530mm/秒のスピードと、高精密な機構による優れた搬送性により、プロフェッショナルに求められるカッティング品質と生産性を実現。また、最大600gfのカット圧に対応し、薄手のカーフィルムや熱転写シートから、厚手の反射シートやサンドブラストシートまで、さまざまな素材のカッティングを、スピーディーに、美しく行う。
 GR2-640/540は、Print-then-Cutのための数々の機能を搭載しているのが大きな特長。
 同社大判IJプリンターと高い親和性を持ち、プリントとカッティングのデータを同じ出力用ソフトウェア「VersaWorks(バーサワークス) 6」からシームレスに出力できる。入稿されたデータにVersaWorks 6上でカッティングの輪郭線を追加したり、グラフィックの輪郭を正確に切り抜くためのクロップマークを自動生成したりすることができるので、Adobe(R) Illustrator(R)やCorelDRAW(R)などのグラフィックソフトウェアに戻って作業をする必要がない。さらに、大量に面付された印刷物やラミネート後のカッティングの輪郭カットをより正確に行うマルチクロップマーク機能も搭載。また、他社の大判IJプリンターでもPrint-then-Cutが行える、プラグインソフトウェア「Roland DG AASII(ローランド ディージー・エーエーエス・ツー)」も標準付属している。
 DP事業部の繁野谷 隆文副事業部長は、「競争の激しいサイン業界においては、より付加価値の高い成果物を提供することがますます重要になっており、色鮮やかなグラフィック表現ができるプリンターと、自由な形状に輪郭を切り抜くことができるカッティングマシンの組み合わせによる、ユニークで魅力的なアプリケーションは大きな差別化要因になります。GR2シリーズは、そのようなニーズに、品質、生産性、コストなど、すべての面においてお応えできる製品です。これからも、お客様のクリエイティブをサポートするソリューションやサービスを通して、デジタルプリント業界の発展に貢献したいと考えています」と述べている。
<主な仕様>
製品名       : GR2-640/GR2-540
最大カッティング領域: 1,627mm(幅)/1,372mm(幅)
カッティング速度  : 30~1,530mm/秒
外形寸法/重量   :【GR2-640】1,982(幅)×756(奥行)×1,127(高さ)mm/69kg
           【GR2-540】1,711(幅)×651(奥行)×1,111(高さ)mm/60kg
インターフェイス  : Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX 自動切替)、
            USB 2.0(FULL SPEED準拠)、RS-232C
標準価格(本体)*   :【GR2-640】548,000円(税込価格602,800円)
           【GR2-540】398,000円(税込価格437,800円)
販売目標台数    : 発売後2年間で3,000台(国内・海外の合計台数)
発売時期      : 2021年8月より世界各地で順次販売を開始。
*本体、ソフトウェアを含む合計価格、運送・設置費別