Xeikon(ザイコン)は、X-800デジタルフロントエンド用の新しい可変データ生成ツール「VariOne」を発表した。この革新的な統合ソフトウエアにより、画像やベクターデータに基づいて、無限で複雑なパターンでのユニークでクリエイティブなデザインを瞬時に生成・印刷することができる。VariOneはブランドオーナー、デザイナー、イラストレーター、印刷会社、コンバーティング会社、そして消費者への付加価値や利益を高めるために設計・開発されており、真の差別化要因となるもの。VariOneは、現在可能な限り最高レベルでの可変画像印刷を実現する。この新しいVariOne は、X-800のバージョン7.00またはそれ以上のシステムへのオプションとして提供される。
 製品管理担当ディレクターであるイエルン・バンバウエル氏は次のように述べている。
 「印刷物はカスタマイズ化が進み、その価値を高めています。Xeikonの研究開発における大きな飛躍となるこのVariOneは、差別化への全く新たな境地を提供することになります。VariOneでは、1つのベースデザインから何千ものユニークで個性的なクリップを作成することが可能です。Xeikonのデジタルフロントエンドシステムに組み込まれたこの新しい可変データソリューションは、当社のドライトナーおよびインクジェットの両印刷システムでの、ユニークな画像生成の可能性を無限に拡大します。Xeikonの戦略は、X-800ワークフローシステムの機能をさらに拡張し、可能なアプリケーションの幅を拡大していくことです」
 消費者の需要に合わせて製品を差別化することは、ブランドオーナーにとって継続的な課題。消費者はパーソナライズされた商品にはプレミアムを支払うことを厭わず、自分たちの個性を独自に表現でき、インスタグラムやピンタレストのようなソーシャルメディアでシェアできるような商品を求めている。一方でブランドオーナーは、消費者の安全に影響を及ぼす可能性のある偽造ビジネスと戦うために、画像や文字を高性能化できるような新たなソフトウエア技術や、アイテムの追跡を可能とするユニークなパターンや画像、隠れたコード、ギローシュなどの技術を求めている。VariOneは、安全性を向上させる追加レイヤーを提供するツールとして利用することができる。
 XeikonのVariOneにより、パーソナライズされた画像の生成は、印刷工程のなかで完全に自動化されることができる。ゼロから数百万単位までランダムに選択できるソフトウエアの機能を備えている。この可変データアプリケーションは、無限の活用法とバリエーションを提供する。このイノベーションが特に群を抜いているのは、そのプロセスの即時性による。VariOneは、可変パターンを含むユニークで独特なデザインを、ランダムな要素と最も広い色域を組み合わせながら、瞬時に加工、フォーマットして印刷することができる。独特なデザインは、さまざまなユニークなパターンでその場で即時に作成される。この新たなイノベーションは、非常に画期的であり、完璧なゲームチェンジャーとなり得る。
 VariOneの利点は、それぞれのデザインが完全に独自性を持てることにある。データベースやランダムに生成されたビットマップまたはベクターベースの画像を取り込み、斬新で個性的なデザインを何百万もの形状、スタイル、シュールリアリスティックな効果を組み込みながら作成することを可能にしている。ブランドオーナーは、ファッション雑誌、小売カタログ、観光旅行業のマーケティング、サッカー大会や映画祭の販促物からハイエンドのラベルやパッケージ用途まで、様々なセクターでの数多くのアプリケーションに利用することができる。
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 何十年にもわたり、コストが印刷業界における差別化要因になっていた。しかし、消耗品や労働力のコストが上昇し続ける現在では、コストという変数のみで競争力を維持することは事実上不可能になっている。その結果、焦点は自動化による効率性の向上へと移行してきていく。VariOneの新しい機能は、効率的で持続可能な可変データ印刷への新たなステップであり、プリプレスおよびプレスルームにおける時間と
コストの大幅な削減にも貢献する。バンバウエル氏は以下のように結論づける。
 「Xeikon は大量のカスタマイゼーションを爆発的な創造性で新たなレベルへと引き上げ、サプライチェーンに携わる全ての利害者に様々なかたちで付加価値をもたらします。XeikonのVariOneは、従来の複雑なプリプレスの工程を瞬時に高速化し、その柔軟性を高めることを可能とする新たなソリューションです」