2021 11 29 toppan2 凸版印刷(株)は、カードの基材となるプラスチックをカラー化し、カード側面までカラフルな高意匠の「カラーコアカード®」において、デュアルインターフェースICカードでのカラーバリエーションを1色から7色に拡充し、2021年12月より販売を開始する。同製品は、基材となるプラスチックを直接着色することで、側面も含め一体感のあるカラー化を実現し、接触型と非接触型の両方の通信が可能なデュアルインターフェースICカードです。カードの表面と側面で一体感をもたせた表現ができ、デザインの可能性が広がる。
 なお同製品は販売開始に先立ち、(株)ジェーシービーが発行するJCB ORIGINAL SERIESのひとつである「JCBゴールドカード」で金(黄土)が採用、2021年12月より提供を開始する。
 
■ 開発の背景と狙い
 昨今、電子決済など多様な決済方法が拡がりをみせるなか、クレジットカードの利用者獲得競争が激化し、カード発行企業には、利用者からメインカードとして選ばれるための魅力あるカードづくりが求められている。電子マネー機能の搭載、ポイント還元や優遇サービスなどの特典の付与など、他社との差別化を行う動きが加速する一方、カード素材や券面デザインの違いによる差別化が一般的となり、より高いデザイン性へのニーズが高まっている。
 このニーズに応えるため、凸版印刷は、2018年11月よりカラフルなプラスチックシートを用いてカード側面までカラー化することで、高いデザイン性を可能にするクレジットカード「カラーコアカード®」をクレジットカード等の接触ICカード向けに提供している。
 このたび、急速に普及が進む接触と非接触の両方の機能を持つデュアルインターフェースICカードにおいてもこれまで提供してきた黒色だけでなく、新たに6色のカラープラスチックシートを使用した「カラーコアカード®」を開発。デュアルインターフェースICカードにおいても、側面までカラフルな高意匠の製品を提供することが可能となった。

■ 製品の特長
2021 11 29 toppan3・多様なカラーバリエーションで高いアイキャッチ性を付与
 デュアルインターフェースICカードの標準品として、黒、赤、青、ピンク、緑、金(黄土)、銀(グレー)の7 色をラインアップした。
 カード側面から見たときに一般的な白い基材のカードと容易に区別ができるため、財布やカードケースなどに収納した際も一目で判別することが可能で、高いアイキャッチ効果を発揮する。

・小ロットの提供が可能
 標準品としてラインアップしたことで、小ロットからの製造対応が可能。

・高いデザイン性で統一感のある表現が可能
 カード表面と裏面、側面の色を同色で統一することで一体感のある高いデザイン性を実現できます。またブランドカラー、コーポレートカラーなど、そのカードのコンセプトに合った色に合わせることで、より統一感のある表現が可能となる。

・クレジットカード向け仕様に準拠
 接触型と非接触型の両方の通信が可能なデュアルインターフェースICカードに対応し、JIS 規格に準拠。従来のクレジットカードと同様、表面の磁気ストライプを隠蔽するオーバープリントや、券面を印刷した後工程でのエンボスや箔押しなどの加工も可能。

■ 価格
 通常の白いプラスチック基材のカードと比較して、約10%増しになります(40万枚発注の場合)。ただし、価格は仕様や数量により異なる。

■ 今後の目標
 同製品を金融・流通・エンターテインメント業界といった幅広い業界へ拡販、2025 年度に関連受注を含め約5億円の売上を目指す。