2021 12 02 ojiholdings 王子ホールディングス(株)と、グループ会社の新タック化成(株)は、遮熱性と光線透過性に優れた自動車用ウィンドウフィルム(*1)の開発に成功し、試験販売を開始した。
 自動車用ウィンドウフィルムは、自動車の窓ガラスに貼ることで、遮熱性、紫外線カット、プライバシー保護などの機能やデザイン性を付与することができるフィルムとして、幅広く使用されている。しかしながら、従来のウィンドウフィルムでは、高い遮熱性と光線透過率の両立が困難であった。王子ホールディングスは、光学材料向けハードコート/粘着フィルム製造で培ってきた精密薄膜塗工技術や粘着加工技術、および光学特性に関する知見を駆使し、自動車フロントガラスやフロントサイドガラスに使用可能な光線透過率(*2)を確保しつつ、優れた遮熱性を有する品質を実現した。今後、異なる性能を付与したウィンドウフィルムや、ウィンドウフィルム以外の自動車用粘着素材の開発を進めていく。
 なお、2021年12月8日~10日に幕張メッセ(千葉)で開催される第12回フィルムテックジャパン(高機能フィルム展)において、同開発品を新タック化成のブースにて展示する予定。

*1)特許出願済み
*2)フロントガラスやフロントサイドガラスにウィンドウフィルムを施工する場合は、ガラスを含めた光線透過率の基準をクリアする必要がある