オプテックス・エフエーは、基本性能を高めつつも、使いやすさと視認性を格段に向上させたIO-Link対応デジタルファイバアンプ「D4RFシリーズ」を2022年4月下旬から発売する。標準価格は1万2800円(税別)。
<D4RFシリーズの特長>
■有機ELディスプレイ搭載で高精細かつ視認性のある表示を実現
従来機種は7セグ表示であったが、D4RFシリーズは有機ELディスプレイを搭載することで、設定メニューの各言語表示を実現した。その結果、だれでも簡単に操作と状態確認ができるため、設定にかかる時間を大幅に削減できる。
■従来比 2倍の検出距離を実現
ハイパワーLEDと高効率集光レンズの採用により、検出距離と受光量のアップを実現。例えばファイバユニットNF-TB01使用時において、従来機種では1400mmだった検出距離がD4RFシリーズでは2845mmと、2倍以上に向上した。
■IO-Linkに対応<伝送速度:COM3>
D4RFシリーズは、デジタル信号で上位のネットワークに接続する通信技術「IO-Link」に対応。伝送速度はIO-Linkで最速のCOM3に対応した。センサレベルで生産現場の各種データ交換が行えるようになり、スマート工場化に貢献する。
■5言語表示<業界最多 ※ >
設定メニューから簡単に5言語の切り替えが可能。日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語、スペイン語に対応しており、海外工場への設備移動を考慮したグローバル設計。
※ファイバアンプにおいて(2022年3月同社調べ)
■視認性が格段に向上した有機ELディスプレイ搭載
■設定メニューの表示比較(応答時間の表示において)
従来の7セグ表示に対して、D4RF シリーズは漢字など多彩な表示に対応。メニュー項目の意味を取扱説明書で確認しながら設定する必要がない。
■販売数目標(年間):100,000 台
■主要販売先:半導体業界、自動車業界、食品・医薬品業界、電気・電子部品業界、機械業界など