コンバーティングテクノロジーセミナー2022(ONLINE)

開催のご案内

プラスチックをめぐる2つの課題の最新動向
−PL制度の進捗状況と問題点、およびプラスチック資源循環促進法と企業の対応−

 

<開催日時>

2022年3月11日(金)
時間 10:00〜12:00、13:00〜16:00
 

■オンラインライブ受講
「Zoom」を利用し、オンラインライブ方式にて開催します。


【開催にあたって】

 プラスチックは性能の高さや成形の簡便さから多くの容器包装に用いられる一方、地球温暖化や海洋プラスチックの問題から、包装におけるプラスチックのあり方は変化を求められています。2021年6月に「プラスチック資源循環促進法」が成立し、2022年4月の施行にむけてその動きがここに来て加速しています。コンバーターや材料メーカーは先々を見据えて、何に注力して対応を考えるべきなのか。品質保証のスペシャリストであり、包装に関する国内外の規制に詳しい西秀樹先生から、海外の事例も踏まえながら包装のこれからについて考える機会となればと思います。ぜひご受講ください。
 

講師

西包装専士事務所 代表 西 秀樹 氏
 

 <講師の言葉>

 プラスチックは、現在2つの大きな課題に直面している。PL制度は、施行後約1.5年が経ったが、添加剤と樹脂の適合証明はかなり進んだものの、海外メーカーや国内の加工・商社などへの浸透が遅いようである。中国はものすごく早いピッチで法整備を進め、ASEANはEUとの類似路線を表明した。
  また、2022年4月施行予定の廃プラスチックの新法は、国は基本方針と野心的な目標を決めたが、具体的実行策は自治体と産業界、市民まかせが現状であり、メーカーはケミカルリサイクル等の技術開発にばかり注力している。本講演は、これら2つの課題についてプラスチックを取り巻く状況について国内外の最新動向を報告し、それら企業の対応について紹介していく。

 

<講演内容>

1.プラスチックを取り巻く環境
2.PL制度化の進捗状況と世界の法規制動向
 2.1 PL制度化後の状況
   PL制度の経緯と狙い、PL規制対象物質、
   PL適合証明書の例、印刷インキ工業会の事例、理論的証明方法
   厚労省の現時点における課題、JCIIの状況
   何が問題なのか(市場末端への浸透度、海外メーカー、樹脂の混合、着色剤の扱い等)
  2.2 EU、米国、中国、ASEAN等の最新動向
  2.3 再生PETに関する厚労省の審議とメーカーの工業化状況
  2.4 食品包装法規制のまとめと企業の対応
3. プラスチック資源循環促進法と企業の対応
  3.1 廃プラをめぐる国際的最新動向:SDGs、循環経済への移行、バーゼル条約
  3.2 中国の輸入禁止措置と各国の対応状況
  3.3 国の指針とマイルストーン、責任分担と役割、企業に求められること
  3.4 自治体、産業界、市民の動き
  3.5 新技術開発状況:モノマテリアル化、ケミカルリサイクル、脱墨・剥離、バイオマス
  3.6 食品容器用再生プラの動向:厚労省の指針と審議、工業化(飲料水、野菜ジュース等)
4. まとめ―廃プラから資源プラへ:企業としての対応―
5. 参考資料と情報入手先

 

 

講師略歴

西 秀樹 氏(西包装専士事務所 代表)
専門分野:樹脂の製品安全
1971年、三菱油化(現・三菱ケミカル)に入社。主にポリプロピレンの研究開発を担当後、本社品質保証部にて全社的品質保証活動に従事。その間、厚労省や業界団体の委員を務め、現在はフリーの立場で主に食品・医薬品・医療樹器包装の国内外法規制の調査、執筆、講演をしている。

 

 

■スケジュール

●日 程:2022年3月11日(金)
形 式:オンライン配信(Zoomウェビナーを使用)
時 間:10:00〜12:00、13:00〜16:00
     (途中休憩あり)
※ 当日聴講が難しい方には録画配信を行います(期間限定)

■受講料

1名様 44,000円(税込、オリジナル予稿集代込)

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企画・運営:(株)加工技術研究会