講 師 東海大学 工学部 砂見雄太 准教授 階ANDA 神田敏満 代表取締役社長
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Roll to Rollプロセスでフィルムや紙、金属箔、不織布といったウェブを搬送する際、ウェブと搬送ローラの間に生じた空気層によってスリップが誘発されて擦り傷ができたり、搬送ローラのミスアライメントが原因で折れシワが発生したりといった懸念があります。また、巻取ロールの内部応力のコントロールが適切でない場合には、テレスコープやスターディフェクト、ゲージバンド、横シワといった欠陥につながり、歩留まりに大きな影響を与えるケースは少なくありません。一方、こうした製造欠陥は、ウェブハンドリング研究の成果を適切に応用すれば、発生を予測・回避できる可能性があることが知られています。 このウェビナーでは、ウェブハンドリング理論の産業応用に取り組む東海大学の砂見雄太准教授と、階ANDAでウェブハンドリング関係の課題に悩むフィルムメーカー・コンバーターの
サポートを行い、本誌にて「巻取欠陥へのアプローチと人材育成」を隔月連載する神田敏満氏が、生産現場におけるウェブハンドリングの応用のポイントを丁寧に解説します。
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対 象:
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ウェブハンドリング(巻取や搬送)に関係し、ウェブの製膜やコンバーティングの生産現場において「トラブル改善に取り組んでいる」「理論の現場活用事例に関心がある」技術者。また、機械メーカーや各種材料メーカー等に在籍し、ウェブハンドリング関係の技術的知見を深めたい技術者や研究者など。
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形 式:
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Web会議ツール「Zoom」を使用したウェビナー。
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日 程:
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2022年11月18日、25日、12月2日、12月9日(すべて金曜日)
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時 間:
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14:00〜17:00(3時間)×4日間
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受講料:
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88,000円(税込、テキスト料込)。
ウェブハンドリング技術研究会2022年度会員は77,000円(同上)での受講が可能です。 事務局(担当:的場)を通じてお申込みいただいた場合に会員価格を適用
※上記受講料は途中参加の場合も同額
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テキスト:
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予稿集を事前送付 (お申込み時期によっては、ウェビナー当日までにテキストが届かない場合がありますので、お早めにお申込み下さい)
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講義をリアルタイムで視聴できない場合は講演の録画の再配信を随時行う予定です
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講師プロフィール
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東海大学工学部 砂見雄太 准教授
東海大学在学中にウェブハンドリングの世界的権威である橋本 巨教授の指導を受け、同大の教員就任後から本格的にウェブハンドリング研究に着手。後進の教育に力を注ぐ一方、企業との共同研究を通じた産学連携の推進にも精力的に取り組んでいる。ウェブハンドリング技術研究会会長、慨UNAMI代表取締役社長
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東海大学総合科学技術研究所
神田敏満 客員研究員
大手コンバーター在籍中の2009年に東海大学大学院総合理工学研究科総合理工学専攻博士課程に入学し、橋本教授に師事。12年に博士(工学)取得、博士論文のテーマは「熱粘弾性を考慮したプラスチックフィルムの巻取り理論に関する研究」。製造現場におけるウェブ製品の製造欠陥改善や品質向上に関する実績多数。慨UNAMI専務取締役、階ANDA代表取締役社長
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