小船鉄工所は、30余年にわたり積み重ねてきたスリッター製造におけるノウハウと豊富なオプションで、幅広いユーザーニーズに対応しています。今回はそのラインナップの中から二軸スリッター機KFS-700型をご紹介します。
＜仕様＞
基材幅：Max.600mm
原反幅：Max.φ600mm
巻取径：Max.φ500mm
コアー径：φ3インチ
スリット：丸刃シャー方式
速度：Max.150m/min.
＜巻出部＞
一軸エアーシャフト／パウダーブレーキ／自動張力調整／自動蛇行調整
＜巻取部＞
製品排出片持支持／巻取軸／各個フリクション方式／エアーシャフト方式／トリミング装置／左右個別
※各種オプション対応可です。詳細は弊社営業担当者にご相談願います

有機太陽電池、二次電池で求められる高精度薄膜塗工及びパターン塗工を可能にするスロットダイコーティングシステム。
多くの実績を持つ「ドローモード」方式により、バックアップロールの機械的ブレの影響を排除し、1μm（Wet）の薄膜塗工を実現。また、ダイコーティングの基本方式である「密閉系」「定量塗布」は粘度変化の最小化、高精度の膜厚制御も両立させる、最もゴールに近い精密塗布システムです。

＜特徴＞
●塗工条件に応じた内部設計を行います
●数〜100,000mPa.sの幅広い粘度対応が可能です
●EDIスロットダイ・バックアップロール・ポンプ・位置調整機構・バキュームボックスのコーティングユニットが高精度の塗工を実現します
＜その他製品ラインナップ＞
●塗工厚み分布調整が可能な近接コーティングダイ
●押出、キャスト、ラミネート用各種Tダイ
●真直度1μm/m以下の超精密研磨技術

狭幅から広幅、薄膜から多層まで、高進製作所が製造する装置は自在なスリット＆リワインドを実現します。その装置に搭載されるエアーフリクションシャフトをご紹介します。

＜特徴＞
発塵の原因となる傷を防ぐためコア内面に接する面を平滑に、また発塵の少ない樹脂・金属で構成された、クリーン環境下の使用を前提に開発されたフリクションシャフトです。コア固定と巻取張力に使用する供給エアーは個別に制御でき、スリッター稼働時の圧力調整も可能です。巻取最小幅は7mm。

＜圧力調整範囲＞
コア固定用0.1〜0.9MPa
フリクション供給用0.05〜1MPa

＜張力設定範囲（1,000mm幅）＞
φ90mm時：最小3kgf
φ500mm時：最大45kgf

狭幅から広幅、薄膜から多層まで、高進製作所が製造する装置は自在なスリット＆リワインドを実現します。その中からType HBR-1400スリッターをご紹介します。

＜特徴＞
シャフトレス式＆エアー操作なので迅速な作業に対応します。巻取軸は片側固定。製品取出側をロックする巻取方式です。

＜仕様＞
基材径：Max.φ1,000mm
基材幅：Max.1,400mm
巻取径：Max.φ500mm
巻取速度：Max.400m/min
主モーター：3.7kW
巻取モーター：11kW
ブレーキ：パウダーブレーキ

各種ロール製造、表面処理を取り揃え、お客様のニーズに合わせた最先端の技術・技能を提供しております。
業界の定番、ハードクロムめっき、ハードニッケルめっきの技術。
弊社の多機能表面処理技術は、あらゆる市場・業界より信頼を得ております。

光学フィルムメーカー採用続出表面処理
ガイドロール向け特殊クロムめっき『KR-GP』
＜説明＞
光学用フィルムなど薄膜フィルム生産時のスリップキズを解決する特殊梨地クロムめっきです。
高速搬送におけるロールとフィルム間の空気巻き込みを、微細な梨地形状の凸凹がしっかりグリップしながらも、空気を逃がしフィルムへのキズを防止します。
＜特徴＞
クロムめっきの為、耐摩耗性に優れています。
カーボンロール・アルミロール・鉄ロール　ロール材質問わず加工可能。
凸部分が無く 均一な表面形状。 　
オーダーメイドで粗度の調整が可能。　 　 　
既存のロールを再めっき加工も可能。
溝付きロールと違い修理、再めっきが容易でありロールが長持ち。
溝付ロールの代替えに是非。

＜エアプラズマ処理装置＞
エアプラズマは放電電極から照射されたアーチ状のコロナを直接ワークに吹きつけることで表面改質を行なうコロナ表面処理装置です。
放電電極先端部に取り付けられた一対の対向電極間に高電圧が印加されるとコロナ放電が発生し、さらに内蔵ファンのアシストによりアーチ状のコロナが生成されます。このアーチ状コロナのダイレクト照射によるプラズマ効果（官能基導入）と熱的要因により基材表面の親水性が向上します。
エアによるコロナの強制照射のため複雑な形状のワークにも対応可能であり、大掛かりな設備が不要です。

＜リアルプラズマ処理装置＞
リアルプラズマは高周波・高電圧による電気的エネルギーにより、放電ノズル内部で発生させたプラズマ状の電離気体を照射し処理対象物の表面改質ならびに有機物除去を行なうプラズマ処理装置です。
プラズマは電気的にほぼ中性であるため処理基材への電気的ダメージ、熱的ダメージがなく、プリント配線基板や液 晶パネル等、センシティブな基材の表面処理が可能です。　
又、リアルプラズマAPG-500では使用ワーク、アプリケーションに合わせ多種多様の放電ヘッ ドを用意しており、最も効率が良く、効果的なプラズマ放電による表面改質を提供いたします。

高密度除電処理システムはコーティング斑の原因になる静電気放電やコロナ処理などで発生するスタティックマークを完全除去します。
光学フィルムに代表する高機能フィルムにおいては僅かな残存静電気がフィルムそのものの品質に影響を与えます。よって、一般の静電気除去装置では取り除けないスタティックマークの除去は必要不可欠です。

＜特徴＞
・一般の除電装置では取り除けないスタティックマーク等の帯電模様を除去します。
・非接触で除電処理をします。
・高機能コーティング処理、ラミネート加工等でも高品質な製品ができます。
・塵埃の付着が激減します。
・除塵装置との組み合わせで高性能高密度クリーナの構築が可能。
・納入最大処理幅8600mm

＜高密度クリーナ＞
高密度除電処理ではフィルム及びフィルム上のパーティクルが無電荷になり、クーロン力が無くなります。　
これにより非接触吸引式除塵装置の組み合わせで微少付着塵埃の除去率が99％に向上します（イオン中和方式除電装置使用時は60％程度－当社比）

コロナ処理とはプラスチックフィルム、紙、金属箔、樹脂成型品などの処理基材表面をコロナ・プラズマ放電照射により改質させる表面処理技術です。
春日電機のコロナ処理装置は多種多様のラインアップにより、各種絶縁性・導電性フィルムは勿論のこと、最先端機能性フィルムをはじめ、複雑な形状の成型品まであらゆる基材の表面改質を可能にいたします。

＜改質効果＞
親水性・接着性・印刷性の向上、残留有機物分解除去、樹脂添加剤のブリード促進、表面粗度の変化など。
＜改質基材＞
プラスチック全般、金属全般、たんぱく質、でんぷん、無機材料、その他。
＜加工用途＞
包装用フイルム、光学フイルム、電子材フイルム、樹脂板、発泡樹脂板、高発泡シート、不織布、織布、金属箔、金属板、樹脂成型品、粉体、その他。
＜設置ライン＞
グラビア・フレキソ・シルク・フィルムシート印刷ライン、Tダイ・インフレ・フィルムシート印刷ライン、カップ・成型品印刷ライン、薄膜コーティングライン、粘着加工ライン、紙・不織布・織布・フィルムシートラミネートライン、塗装ライン、その他。

今までの常識を覆す全く新しい構造のスウェーデン・アルビンポンプ社製ダイヤフラムポンプ。日本市場で完全な差別化がなされ、従来のダイヤフラムポンプのあらゆる問題を解決します。
「アルビンAD」は、いわゆるエアー駆動式ダブルダイヤフラムポンプと比較すると、その形状はもはや同じ用途とは思えない程のスマートデザインを実現。
新開発のフラップバルブやダイヤフラムの内側を液体が流れるセンターフロー構造を採用することで、超小型化、脈動の大幅な抑制（従来比70％減）、低騒音・低振動による流体の安定輸送を可能にしています。さらに、保守点検間隔が長く、ダイヤフラム寿命はなんと従来比3〜5倍増。その上、配管から外さずにわずか数分でメンテナンスすることができ、ダウンタイムも大幅に短縮。また、ポンプが縦・横・逆向きでも機能する新設計のフラップバルブを採用。ポンプの設置位置を問わずにすみ、ボール弁の詰まりが発生することもありません。
もちろん完全防爆仕様。溶剤、接着剤、塗料等、化学品全般の輸送に最適なポンプです。

SWEDEV（スウェデブ）は、フレキソ・グラビア印刷、コーティング向けの「スウェドカットドクターブレード」の製造を手がけています。製品はすべてスチール工場と印刷会社との緊密な協力によって開発されています。
＜スウェドカットドクターブレードの特徴＞
●印刷業界における長い経験と、スウェーデンの大手スチールメーカーの持つ技術により、純度の極めて高いスチールを製造。さらに、冷間圧延にて硬度／強度、平滑度／真直性の均一なスチールへと精製。最小の圧力で高品質な印刷が可能なブレードに仕上げています。
●ブレードに圧力をかけ過ぎると、エッジに細い毛髪状の金属が形成され、すじやかぶりが発生します。こうなると、ブレードの洗浄か交換をしなければなりません。これらの問題を引き起こす原因としては、ブレードとシリンダーの接触角度が小さい、ブレードの材質が弱いことなどが挙げられますが、特殊表面コーティングされたスウェドカットを使用すれば、これらの問題が回避できます。