【アルミ付き紙容器のリサイクル】カゴメ、王子ホールディングス、ダイナパック、工場で発生する紙容器損紙を段ボールへ再資源化する実証を開始
カゴメ、王子ホールディングス(王子HD)、ダイナパックの3社は、アルミ付き紙容器の新たなリサイクルシステムの確立に向けて、カゴメ工場で発生するアルミ付き紙容器の損紙を段ボール原紙に再資源化し、その原紙を用いて製造した段ボールをカゴメ商品の包装資材として活用する資源循環モデルの実証を開始した。
この取り組みでは、カゴメ富士見工場で発生したアルミ付き紙容器の損紙を回収し、王子ホールディングスにおいて紙繊維として再資源化する。その後、再生原料を一部に活用した段ボール原紙を製造し、ダイナパックが段ボール製品へ加工する。完成した段ボールは、カゴメ那須工場で製造する「カゴメトマトジュースプレミアム」の包装資材として使用される。「カゴメトマトジュースプレミアム」は夏季限定の商品で、本商品での活用の実証を通じて、リサイクルシステムの検証を行う。
工場で発生した紙資源を物流資材として再び活用することで、資源循環を推進するとともに、循環型社会の実現への貢献を目指す。


■ 実証の背景
近年、循環型社会の実現に向けて、使用済み容器包装の資源循環を促進する取り組みが求められています。一方で、アルミ付き紙容器は紙繊維、ポリエチレン、アルミニウムからなる複合素材で構成されているため、回収・再資源化が難しく、国内における資源としての再利用率は依然として低い水準にある。
カゴメではこれまでも、工場内で発生するアルミ付き紙容器の損紙について、紙繊維部分をトイレットペーパーなどに再生利用するリサイクルを進めてきた。
今回は、その取組みを更に進め、王子HDおよびダイナパックと連携して、工場で発生するアルミ付き紙容器の損紙を段ボール原紙として再資源化し、自社製品の包装資材へ活用する仕組みを構築した。
■実証の概要
カゴメ、王子HD、ダイナパックの3社が、それぞれの強みを生かし、工場で発生する紙容器損紙を新たな資源として循環させる仕組みを構築し、実証を行う。
(1)紙容器損紙を再資源化した段ボールを使用する商品
カゴメトマトジュースプレミアム食塩無添加195ml (紙容器)12本入り
※販売期間は2026 年8月4日(火)~ ( 数量限定商品にて、在庫がなくなり次第、販売終了)
(2)リサイクルフローと各社の役割

| カゴメ | ・富士見工場で発生する紙容器損紙の排出・回収 (図①) ・再生段ボールの利用 (図④) |
| 王子HD | ・洗浄・分離を経た紙繊維を再資源化して段ボール原紙を製造 (図②) |
| ダイナパック | ・リサイクル原紙を活用した段ボール製造 (図③) |

