【UV LED硬化システム】エクセリタス、強化したOmniCure ACシリーズ UV LED硬化システムAC8⁺、AC9⁺、AC8⁺HDシステムを発表

 ライフサイエンス、先端産業、次世代 半導体、航空電子工学のグローバルでの各エンドマーケットにおけるリーディングカンパニーとして、暮らしを豊かにする先進技術を提供するExcelitas (以下、エクセリタス)は、強化したOmniCure ACシリーズ UV LED硬化システム、AC8⁺、AC9⁺、AC8⁺HDシステムを発売した。
 同製品は、より高い照射強度、紫外線照射の均一性向上、高度な プロセス制御機能、および波長の選択肢を拡げ、幅広い産業用紫外線硬化アプリケーションに対応する。また、製造現場における処理能力の強化、製品品質の向上、および運用コストの削減に寄与するよう設計されている。

 同製品は、接着剤、コーティング剤、インクの硬化などの要求の厳しい製造環境において、高性能なUV LED硬化ソリューションとなる。具体的には、同製品は高度な光学設計、特許取得済みのLED制御技術、およびコンパクトな空冷機能を採用しているため、正確かつ再現性の高い硬化性能を実現する。加えて、新規生産ラインあるいは既存生産ラインへの導入が容易。複数のUV LEDヘッドを組み合わせることで、より広いエリアを照射でき、硬化幅全体にわたり優れた照射均一性を実現する。

 エクセリタスのプロダクトマネジメントディレクターであるピーター・コップ氏は「今回強化したOmniCure AC シリーズは、UV LED硬化技術におけるイノベーションを追求し続ける当社の取り組みを反映したものです。製造現場では、生産性向上、運用コストの削減、そして長期的な信頼性を実現する一方で、進化する サステナビリティ要件や規制要件にも対応する硬化ソリューションが求められています。本製品は、業界のなかでも優れた性能と高度なプロセス制御機能、そしてシステムの柔軟な統合性によって、これらのニーズに応えします」と述べている。

 同製品の主な特徴は、出力が強化されていること。AC8⁺システムは10 W/cm²の、AC9⁺システムは14 W/cm²の照射強度があり、より高い生産能力が求められるアプリケーションに対応する。さらに、AC8⁺HDシステムは15 W/cm²のピーク照度があり、最大レベルのUVエネルギーおよび積算光量を必要とする製造現場において、生産速度の向上と厳しい硬化要件に対応。また、AC9⁺およびAC8⁺HDシステムでは、365nmの波長を選択することもでき、アプリケーションの幅がさらに拡大している。

製品の主な特徴

  • 高性能UV LED硬化 :より高速な信頼性の高い生産を実現
  • 照射均一性の向上:一貫した硬化品質を実現し、プロセスばらつきを低減
  • 最大60%の省エネルギー化 :従来の硬化技術と比較して消費エネルギーを削減
  • 拡張性の高いモジュール式システム:複数のUV LEDヘッドを組み合わせ、より広い照射幅に対応
  • 高度なモニタリングおよびプロセス制御機能:再現性の高い硬化品質を実現
  • 柔軟なシステム統合: コンパクトな設置面積と汎用性の高い取り付けオプションで、生産ラインへの組み込みが容易
  • 産業用途に求められる高い信頼性:高効率なVOC(揮発性有機化合物)吸気フィルターを 採用しており、光学性能や安定した品質を維持。メンテナンス頻度を低減し、一貫して安定した 紫外線硬化プロセスが可能

 同製品の大きな技術的特長の一つに、同社独自のLEDモジュール単位制御技術が採用されている点がある。この技術は、システムを停止することなく、運転中にリアルタイムで照射均一性を最適化するもの。したがって、製造現場では硬化エリア全体にわたり、±5%以内という高い照射均一性を維持するほか、複数の照射ヘッドを使用するシステム構成においても、照度のバランスを容易に調整することが可能。加えて、プロセス要件の変化に応じて、UV出力を柔軟に調整することも可能。さらにこの技術は、凹凸のある基材形状や照射幅が変化するプロセスにおいても、硬化性能を最適化し、安定した品質を確保する。

 世界各国で環境規制の強化が進む中、UV LED硬化技術は従来の水銀ランプ方式による硬化技術に代わる持続可能な選択肢として、採用が加速している。同製品は、製造業のお客様が消費電力の削減、水銀フリー化、オゾン発生の抑制を実現しながら、生産効率や製品品質の向上にも寄与する。これにより、製造現場でのサステナビリティ推進活動にも貢献する。

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