【ハイブリッドレジンブロック】クラレノリタケデンタル、歯科切削加工用レジン材料〈カタナ アベンシア P プラス〉を発売

クラレノリタケデンタルは、歯科切削加工用レジンで、大臼歯CAD/CAM冠用材料の〈カタナ アベンシア Pプラス〉を2026年9月24日から発売する。
従来品である〈カタナ アベンシア Pブロック〉の特長を継承しつつ、新たにOE(オクルーザルエナメル)、A1、A4シェードを追加することで幅広い症例への対応を可能となった。
■開発の背景
近年、歯科医療におけるデジタル化の進展に伴い、CAD/CAM冠(被せ物)およびCAD/CAMインレー(詰め物)修復治療が拡大している。
特に2026年6月の診療報酬改定により、大臼歯部への適用が拡大しました。大臼歯部に適用するCAD/CAM冠用材料には高い機械的強度に加え、天然歯との色調適合性や長期使用における安定性が求められている。
このような臨床ニーズに応えるため、当社従来品の高物性を継承しながら、シェードラインアップを拡充し、破壊強さを向上した。
■特長
従来品から継承した高強度と優れた滑沢耐久性
サイズの異なるフィラー(不定形フィラー、超微細粒子フィラー、それらをクラスター化したフィラー)を最適に組み合わせて高密度に配合している。これにより、大臼歯修復に対応する高い曲げ強度と、優れた滑沢耐久性(表面のつややなめらかさ維持)を実現した。
シェードラインアップの追加
従来のA2、A3、A3.5に加え、新たにOE(オクルーザルエナメル)、A1、A4を追加した。OEは、特にエナメル質が厚く存在する大臼歯のインレー修復向けに開発された高透過性シェードである。高い透明性と適切な明度を両立することで、修復物と窩洞マージン(削った部分の縁)の境界を目立ちにくくし、周囲歯質の色調や窩洞形態に自然に調和する。特に咬合面に広がる窩洞では、残存歯質の色調を活かした自然な修復が可能であり、一色でさまざまな臼歯窩洞に適応しやすいことから、シェード選択の簡略化や在庫管理の効率化にも寄与する。また、A1およびA4シェードの追加により、明度の高い症例から濃色症例まで、幅広い色調への対応が可能となる。
破壊強さの向上
製造プロセスの見直しによりフィラー分散性を向上させ、より均質な材料構造を実現した。その結果、従来品〈カタナ アベンシア Pブロック〉を上回る破壊強さが得られ、長期間の口腔内使用における破折リスクの低減が期待できる。
■製品概要
〈カタナ アベンシア Pプラス〉
管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料
医療機器認証番号:308ABBZX00001000
■種類



