【AWARD】オークラ輸送機とPALTACが共同開発した段ボールケース開梱装置「REO」、第30回日本MH大賞・優秀賞受賞
マテハンシステムメーカーのオークラ輸送機と化粧品・日用品、一般用医薬品の最大手卸であるPALTACは、両社が技術提携により開発した段ボールケース開梱装置「REO(Random Easy Opener)」が「第30回日本マテリアル・ハンドリング(MH)大賞」において優秀賞を受賞したことを明らかにした。
日本MH大賞は、日本マテリアル・ハンドリング(MH)協会が主催するマテハン分野における優れた技術やシステム、先進的な取り組みを表彰するもので、今回の受賞では、物流センターにおける人手不足への対応、安全性向上、作業負荷軽減に対する実用性と独創性が高く評価された。

REOは、物流センターや流通現場で日常的に行われている人手による段ボールケースの開梱作業を自動化するロボットシステム。ケース天面を切り落とせるカッター刃をロボットハンドに装着し、アームが人に代わって切断していく。
ケース内の物品を傷付けず、高速で多種多様なサイズのケース天面を切断できることが大きな特長。カッター刃付きハンド、アーム、供給コンベヤなどでシステム構成され、切断した天面の自動除去機構や替え刃のオートチェンジ機構を備え、毎時最大500ケースの高速切断・開梱を実現している。
PALTACは、物流センターにおける段ボールケースの開梱作業を自動化するため、長年にわたり独自の研究開発を進め、自社物流センターで実用化してきた。一方、オークラ輸送機は、多様な物流現場の自動化を支援する中で、自動開梱ニーズに応えるPALTACの技術に注目していた。
2024年3月には、この技術を製造・物流現場へ広く提供することを目的として両社は技術提携し、汎用モデルの製品化と販売に向けた取り組みを開始した。今回の受賞は、両社がそれぞれの強みを持ち寄り、物流現場の課題解決に取り組んできた成果の一つと捉えている。


