【Packaging】日本包装学会、2026年11月11日に第97回シンポジウム「次世代包装を支えるDX技術の最新動向」開催

 日本包装学会は、2026年11月11日午前10時~午後4時30分まで、きゅりあん 6F 大会議室において、第97回シンポジウム「次世代包装を支えるDX技術の最新動向」を開催する。近年、包装分野ではDX の活用が急速に進み、パッケージ設計、シミュレーション、品質保証、情報管理、トレーサビリティなど、さまざまな領域でデジタル技術の導入が加速している。同シンポジウムでは、包装業界における最新のDX 技術と実践事例を紹介する。
 プログラムは次の通り。

10:00~10:40
 「製造業におけるAX の動向と今後の展望」
 経済産業省 製造産業局 製造産業戦略企画室 小池夏萌 氏
 要旨:近年、各国の保護主義的な政策強化を発端とした、国際経済秩序の揺らぎによる負荷実性の更なる高まりとともに、AI等デジタル技術の急速な発展が、製造業を取り巻く環境に大きな変化をもたらしている。講演では、「2026年度版ものづくり白書」の内容に基づき、製造業におけるAXの動向と、今後の展望について解説する。

10:50~11:50
 「バーチャルツインによる容器設計と包装開発プロセスのデジタル化~サステナビリティと開発効率向上を実現するDXアプローチ~」
 ダッソー・システムズ SIMULIA Structures Industry Process Consultant Senior Specialist 門傳徳久 氏
 要旨:サステナビリティと開発効率の両立に向け、包装開発ではバーチャルツインを活用したDXが進展している。講演では、容器設計から包装開発プロセス全体に至るデジタル技術の最新動向を、国内外の事例を交えて紹介する。

13:00~14:00
 「CAEを活用した飲料容器包装の開発」
 アサヒ飲料 研究開発本部 技術研究所 容器包装グループ 林 良祐 氏
 要旨:飲料用容器包装は開発時に多岐にわたる評価により品質を確認し、上市に至る。一方、これらの評価には試作品作製を含め多大な時間を要するため、更なる開発の効率化が求められている。当社では開発精度・速度の向上を目的にCAEの導入を推進しており、講演では飲料用容器包装開発への活用事例とその効果について紹介する。

14:10~15:10
 「パッケージ企画・制作プロセスのDX化における課題と『人』が果たすべき真の役割」
 TOPPAN データ&テクノロジー本部 中村哲也 氏
 要旨:パッケージ企画・制作において、安易なデジタル化は逆に手間を増やす場合がある。講演ではその実態と回避策を解説し、「人」が本来注力すべきポイントを紹介する。さらに、企画意図やデザイン採用の理由を確認する部門へ正確に共有することで、制作にどのような効果をもたらすのか詳説する。

15:20~16:20
 「GS1 Digital Linkで実現する商品のデジタル・ツインとシームレスな情報連携」
 GS1Japan(流通システム開発センター)  岩崎仁彦 氏
 要旨:モノとデジタル空間を繋ぐGS1 Digital Link標準。従来のJANコードの限界を超え、日付やロット等の可変情報も表現可能に。さらに1つのQRコードからリンク先を動的に変更し、生活者やビジネスに必要な情報の提供を可能にする。包装起点で現実と仮想を融合するデジタル・ツインを構築し、シームレスな情報連携の可能性を探る。

 参加費(税込み価格)は、維持会員1万5000円(企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料。4名以上の場合は1名につき1万円の追加で参加できる)、企業に属する個人会員1万2000円、その他の個人会員および学校・公的機関の会員7000円、エキスパート会員 2000円、学生2000円、非会員2万円[申込み時に会員登録(年会費8000円)をしていただければ、個人会員として参加できる]。
 定員は90名、申込締切は2026年11月4日だが、先着順にて締め切る。

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