【極薄両面粘着テープ】セロレーベル、離型フィルムのコア留め作業における課題を解決する極薄両面粘着テープ「コアスティックテープRタイプ」発売

 セロレーベルは、機能性フィルム等の製造・加工工程における製品ロス削減を目的とした極薄両面粘着テープ「コアスティックテープ(R)」シリーズの新ラインナップとして、離型フィルムに対応した「コアスティックテープ(R)Rタイプ」を2026年10月15日より発売した。
 機能性フィルムの製造、加工において、巻き芯コアとフィルムを固定するために、一般的に両面テープがコア留めテープとして使用されている。セロレーベルは2009年より、この両面テープの厚みに起因する段差痕を軽減し、品質や歩留まりの向上に寄与する、極薄コア留めテープを「コアスティックテープ(R)」として販売開始した。コアスティックテープ(R)は、用途や求められる機能に応じて、P、S、Qの3タイプの製品バリエーションを展開し、コア留めテープ市場をリードしている。

段差痕発生のメカニズム
コアスティックテープ(R)製品バリエーション

 コアスティックテープ(R)発売以来、コア留めテープのニーズ調査を継続して進めているが、同社には、「離型フィルムに対応可能なコア留めテープ」の製品開発の要望が数多寄せられた。現状、離型フィルム専用のコア留めテープは、市場に存在しておらず※1、現場では他用途の製品で代用せざるを得ない状況にある。
 例えば、離型処理面への粘着力を得るために、厚手のシリコーン系粘着両面テープを使用すると、段差による歩留まり低下を招く。 一方、従来の非シリコーン系粘着剤を使用したコア留めテープでは、離型処理面に対して十分な粘着力(固定力)を得ることが困難なため、コア留めテープから離型フィルムが剥がれないよう、巻き始めの数周を手で押さえて固定するという、手指が巻き込まれるリスクを伴う作業が行われていた。
 これらの課題を解決するために開発された製品が、「コアスティックテープ(R)Rタイプ」。既存のコアスティックテープ(R)と同様、薄膜PETフィルムの両面に薄膜粘着層を設けているが、巻き外側の粘着層にシリコーン系粘着剤を採用している点が既存3タイプと大きく異なる。離型フィルムの離型面に対して十分な粘着力を発揮して瞬時に貼り付き、コアに強固に固定できるため、離型面を内側に向けた2軸ターレット式の自動切り替えにも対応することができる。

 また、コアへ貼付した際の視認性を向上させるため、Rタイプには灰色の斜線印刷を施している。なお、この斜線印刷はコアスティックテープ(R)全タイプで採用しており、テープの有無や貼付箇所の確認を容易にする。
 さらに、昨年上市した「コアスティックテープ(R)Qタイプ」の技術を踏襲し、使用後のコアに糊が残りにくいという特長も有している。これにより、ABSコアやFRPコアを繰り返し使用する場合に必要であった、有機溶剤を使用したコアの清掃作業が不要となるため、準備工程の省人・省力化に貢献するほか、作業環境の改善や有機溶剤使用量の削減効果が期待できる。
※1 2026年10月時点 セロレーベル調べ(離型フィルム専用コア留めテープについて調査)
※2 セパレーターの厚みを除く

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