【接着剤事業】レゾナック(日本)および連結子会社(中華圏)における事業、スイスのSikaグループに譲渡

 レゾナックは、Sikaグループ(親会社:Sika AG、本社:スイス連邦ツーク州バール)との間で、レゾナックおよび連結子会社が日本、中華圏(中国大陸・台湾地区)において営む接着剤事業のうち、合意された対象事業(以下「対象事業」)を譲渡すること(以下「本件取引」)について合意し、契約を締結した。
 本件取引の対象となる事業は、日本の五井事業所(野田)において営む接着剤事業(テープ事業を除く)およびホットメルト接着剤事業、台湾地区のResonac Li-Bond Materials (Taiwan)(RLBT)の大埔美工場の一切の事業並びに民雄工場のポリウレタン接着剤およびエポキシ接着剤製品に係る事業、ならびに中国のResonac Li-Bond Materials (Wuxi)(RLBWX)の事業全般。一方で、日本のテープ事業および低融点ガラス(LMG)事業、台湾の一部ホットメルト接着剤および溶剤形接着剤事業については本件取引の対象外となる。
 対象事業においては、日本の五井事業所(野田)、中華圏のRLBTおよびRLBWXを中心に事業基盤を構築し、長年にわたり培ってきた配合技術および反応制御技術を強みとして、自動車用途をはじめとする幅広い市場に高付加価値製品を提供してきた。特に自動車内装用接着剤や自動車バックドア用接着剤の分野では、国内外の顧客から高い評価をいただいている。
 一方、レゾナックグループは、「統合新会社の長期ビジョン(2021~2030)」に基づき、世界トップクラスの機能性化学メーカーとして持続可能な社会への貢献を目指しており、その実現に向けて継続的な事業ポートフォリオ改革を推進している。このような方針のもと、対象事業の将来の在り方についてあらゆる選択肢を視野に入れ検討を重ねた結果、対象事業の更なる成長と競争力強化を実現するためには、接着・シーリング分野においてグローバルな事業基盤を有するベストオーナーの下で事業を運営することが最適であると判断し、本件取引を決定した。
 Sikaグループは、接着・シーリング材料分野における世界有数の企業として、グローバルな販売網、製造拠点および研究開発体制を有している。また、対象事業が有する技術力や顧客基盤との高い親和性を有しており、両者の強みを融合することで高い付加価値の創出が期待される。
<本件取引および対象事業の概要>
対象事業:レゾナックおよび連結子会社が営む接着剤事業
対象地域:日本、中華圏(中国大陸・台湾地区)
主な拠点:五井事業所(野田)、Resonac Li-Bond Materials (Taiwan)(RLBT)大埔美工場、Resonac Li-Bond Materials (Wuxi)(RLBWX)
主な製品:溶剤系接着剤、無溶剤系接着剤、ホットメルト接着剤等
対象範囲:日本における接着剤事業、台湾地区における接着剤事業の一部および、中国におけるRLBWX事業全般
本件取引
 日 本:レゾナックにおける対象事業を、新設する完全子会社に吸収分割により承継した上で、当該完全子会社の株式の全てをSikaグループに譲渡
 中華圏
  中国大陸:レゾナックグループで保有するRLBWXの持分の全てを、Sikaグループに譲渡
  台湾地区:RLBTにおける対象事業を、事業譲渡によりSikaグループに承継
 本取引は、本件取引に関する各契約に定める前提条件が満たされることを条件とし、2027年中の完了を予定している。

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