【共重合ポリエステル樹脂】東洋紡エムシー、「バイロン」の新研究棟を竣工

完成した研究棟

 東洋紡エムシーは、同社堅田サイト(滋賀県大津市)に、共重合ポリエステル樹脂「バイロン」をはじめとする機能樹脂製品の新たな研究開発拠点を新設した。新研究棟の完成を祝し、10月15日に竣工式および内覧会を執り行った。同研究棟は、2027年1月の使用開始を予定している。

 バイロンは、耐熱性や接着性、柔軟性に優れ、電子材料用途をはじめ幅広い分野で採用されている。近年、電子機器の高性能化や自動車の電装化の進展に伴い、高機能材料へのニーズが一層高まっている。こうした市場環境を背景に、当社は研究開発体制の強化と開発スピードの向上を目的として、新研究棟を建設した。

 新研究棟には、大型試験設備の導入を見据えたパイロット実験室を設置したほか、研究者同士の交流や、顧客・大学・企業との共同開発など、社内外との連携を意識した設計としている。社内外の知見を積極的に取り入れるオープンイノベーションを推進し、新たな技術や製品の創出につなげることで、電子材料分野における競争力強化を目指す。

 同社は、今後も、バイロンを用いたフレキシブルプリント配線板(FPC)向け接着剤や低圧成形封止材「バイロショット」などの開発を加速させるとともに、国内外のニーズに対応した高付加価値製品の創出に努めていく。

竣工式で玉串奉奠を行う同社の藤井社長
エントランス
実験室
執務スペース

■新研究棟の概要

所在地滋賀県大津市堅田2-1-1
建築面積1,270.97m2
延べ床面積1,799.03m2
構造鉄骨造地上2階建て
用途研究所、事務所
使用開始2027年1月(予定)
設計株式会社東畑建築事務所
施工株式会社鴻池組

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