【人協働ロボット】エプソン、「AX6-A901S」と小型コントローラー「RC-A101」を発売
セイコーエプソンは、2025年6月3日に開発を発表した人協働ロボット「AX6-A901S」と小型コントローラー「RC-A101」の受注をエプソンジャパンを通じて開始した。

近年、製造業をはじめ、医薬品・医療機器業界、食品業界、研究機関などでは、人手不足や熟練作業者の減少に加え、高い作業品質や再現性の確保が求められている。また、医薬品・医療機器や食品分野では、異物混入や汚染(コンタミネーション)を防ぐための厳格な衛生管理への対応も重要な課題となっており、自動化へのニーズが高まっている。
エプソンの産業用ロボットは、独自の小型・軽量・高精度技術により、自動化による省人化と高精度な作業を実現している。さらに省スペース設計により、限られた設置スペースやレイアウト変更にも柔軟に対応し、多様な自動化ニーズに応えてきた。
今回の新商品「AX6-A901S」は、エプソン初の人協働ロボット。産業用ロボットで培った技術を生かし、人との協働作業を支援する人協働ロボットをラインアップに追加した。これにより、製造現場だけでなく、医薬品・医療機器、食品、研究機関など幅広い分野での自動化を支援する。
また、滑らかな外観デザインにより清掃しやすい設計を採用。さらに、汎用プログラミング言語である「Python」に加え、画面上のブロックを組み合わせて直感的にプログラムを作成できる「ブロックプログラミング」に対応。ロボットの専門知識を持たない方でも導入・運用しやすい開発環境を提供する。
さらに、ロボットを制御する小型コントローラー「RC-A101」は、AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)への搭載に対応しており、搬送と作業を組み合わせた自動化システムの構築を可能にする。
エプソンは、長期ビジョン「ENGINEERED FUTURE 2035」のもと、「省・小・精」の技術・思想を基盤に、顧客の現場に最適な価値を実装していく。人とロボットの協働による生産性向上と省人化を支援し、顧客の価値創出と持続可能な社会の実現に貢献する。
概仕様・価格・受注開始日
モデル:人協働ロボット
シリーズ:AX6-A901S
最大可搬質量(kg):6
アーム長(mm):900
標準価格(税別):オープンプライス
受注開始日:2026年10月29日
主な特長詳細
・人との協働作業に対応する人協働ロボット
AX6-A901Sは、エプソン初の人協働ロボットで、人との協働を前提とした設計を採用。適切なリスクアセスメントおよび安全対策のもと、人と作業空間を共有するシステム構築に対応する。
・「Python」と「ブロックプログラミング」対応による操作性向上
プログラミング言語には汎用性の高い「Python」を採用。既存の開発資産やエンジニアの知見を活用しやすく、効率的なシステム構築が可能。さらに、画面上のブロックを組み合わせてプログラムを作成できる「ブロックプログラミング」にも対応しており、ロボット専用言語の習得をしなくても、直感的な操作が可能。これにより、導入時の教育負荷を低減し、研究機関や製造現場でのロボット活用を支援する。
・滑らかな外観設計による清掃しやすい構造
滑らかで凹凸の少ない外観設計を採用し、清掃しやすい構造。研究施設や医薬品・医療品製造現場、食品製造現場など、清掃性が求められる現場での活用を支援し、品質の安定化と生産性向上に貢献する。


