【AWARD】福知山市とエクソルの共同事業、2026年度「ソーラーウィーク」特別賞受賞

 太陽光発電システムの設計・建設・メンテナンスを全国提供しているエクソルは、京都府福知山市と共同で取り組む「企業版ふるさと納税を活用した三段池科研電機テニスコートへのソーラーシェルターの導入」が、太陽光発電協会(JPEA)が主催する2026年度「ソーラーウィーク大賞」において、特別賞を受賞した。
 エクソルは2014年より福知山市内で太陽光発電所を運営しており、長年にわたり関わってきた地域への感謝を形にするとともに、太陽光発電の活用によって地域課題の解決に貢献することを目指し、同事業に参画している。2026年7月に完成したソーラーシェルターは、7月31日~8月7日に開催された全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のソフトテニス競技において観客席の日除けとして活用され、快適な観戦環境の確保に貢献した。

三段池科研電機テニスコート

事業の背景
 近年、夏季の猛暑や天候変動の影響により、屋外スポーツ施設では日差しを避けられる場所の確保や熱中症対策など、利用者が安心してスポーツを楽しめる環境づくりが課題となっている。エクソルは、2014年より福知山市三和町において約1.8MWの自社太陽光発電所を設置・運営しており、地域に根ざした再生可能エネルギーの普及に取り組んできた。また、2024年12月には、福知山市が設立した「福知山市持続可能なエネルギー・環境共創プラットフォーム」に参画し、同市が進める脱炭素まちづくりにも関わっている。こうした福知山市との継続的な関係を背景に、これまで関わってきた地域への感謝を形にするとともに、太陽光発電を通じて地域の課題解決に貢献したいという想いから、企業版ふるさと納税によるソーラーシェルターの寄付を決定。

事業の特長
 同事業では、三段池科研電機テニスコートの観客席に、太陽光発電設備を備えた屋根「ソーラーシェルター」を設置。一般的な太陽光発電設備が電力の創出を主な目的とするのに対し、同事業では、太陽光発電設備を観客席の日除けとしても活用することで、再生可能エネルギーの導入と施設利用者の快適性向上を両立している。
 2026年7月には第一期工事として2基のソーラーシェルターが完成し、同月24日には福知山市とエクソルによる完成お披露目会を開催。また、7月31日~8月7日まで開催されたインターハイのソフトテニス競技では、実際に観客席の日除けとして活用され、暑さ対策に貢献。さらに、同事業は、福知山市が2026年2月に選定された環境省の「脱炭素先行地域」における取り組みの一つにも位置付けられている。

今後の展開
 現在、第二期工事として新たに2基のソーラーシェルターと太陽光発電機器の設置を進めており、2027年3月を目途に合計4基の設置と寄付を完了する予定。三段池科研電機テニスコートでは、2027年5月に「ワールドマスターズゲームズ2027関西」のソフトテニス競技が開催される予定であり、今後も大会観戦や施設利用時の暑さ対策に寄与することが期待される。

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