【PV】ジンコソーラー、N型TOPConペロブスカイトタンデムセルで変換効率34.82%を達成

 ジンコソーラー(JinkoSolar)はこのたび、中国科学院上海マイクロシステム・情報技術研究所の認証を受け、自社開発のN型TOPConペロブスカイトタンデムセルにおいて34.82%の変換効率を達成したことを発表した。これは同社が保持していた34.76%の世界記録を更新するものであり、ジンコソーラーによる太陽電池変換効率およびモジュール出力の世界記録更新は通算33回目となる。
 今回の成果は、N型TOPCon技術とペロブスカイト技術を組み合わせたタンデムセル分野における重要な技術的ブレークスルーとなる。効率向上は、TOPConセルにおける複合パッシベーションコンタクト構造、多次元界面パッシベーション技術、結晶成長制御技術、光学カップリングおよび光マネジメント技術など、複数のコア技術革新によって実現された。
 ジンコソーラーは、世界で初めてN型TOPCon技術の大規模量産を実現した太陽光企業として、量産技術の継続的な進化と次世代技術の研究開発を両立してきた。現在、TOPConは世界市場における主流技術の一つとして広く採用されており、高効率・高信頼性を兼ね備えた太陽電池技術として高い評価を受けている。
 今回の記録更新は、すでに量産実績を有するTOPCon技術と、次世代技術として注目されるペロブスカイト技術との融合が着実に進展していることを示すもの。また、将来的なさらなる高効率化や発電コスト低減に向けた可能性を示す重要なマイルストーンであり、次世代太陽電池の実用化に向けた大きな前進と位置付けられる。

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