【3D Printing】Bfull、3Dプリントサービスで「高硬度ABSライク樹脂」を提供開始
Bfull 3Dプリンター事業部は、提供中の3Dプリンター受託造形サービスにおける対応材料ラインナップに、新たに「高硬度ABSライク樹脂(黄)」を追加した。

■ 新材料導入の背景
従来のABSライク樹脂は幅広い用途で活用されてきたが、一部の機能検証においては「剛性(曲げ弾性率)」が不足し、力が加わった際にたわんでしまうという課題があった。
今回提供を開始する「高硬度ABSライク樹脂(黄)」は、この「剛性」を大幅に補う材料。こ開発初期段階における機能試作の検証精度が飛躍的に向上し、開発スピード短縮に貢献する。
■ ユースケース:大手カスタムパーツメーカー様での活用実績
この材料は、すでに国内の大手カスタムパーツメーカー様にて内製活用されている。
新型エアロパーツ開発におけるフィッティング(嵌合)確認や、形状を維持した状態での風洞試験などの機能評価において高いパフォーマンスを発揮している。
従来の樹脂ではたわんでしまうような形状でも高い剛性を維持できるため、より実物に近い高精度な検証が可能となっている。
【具体的な用途例】
| 分野 | 具体的な用途例 |
|---|---|
| 自動車・バイク | エアロパーツ、ダクト、内装治具の機能試作 ※エンジンルーム等、高熱域は除く |
| 家電・OA機器 | 高剛性が求められる筐体、内部フレームの試作 |
| 産業用機械 | 正確な寸法保持が必要な組付け確認用の治具、検査用ゲージ |
| その他 | 嵌合確認が必要な、変形を嫌う精密部品 |
■「高硬度ABSライク樹脂」の主な特性
・標準的なABSライク樹脂を凌駕する高い「曲げ弾性率(剛性)」を備えている
・薄肉部でも「たわみ」が少なく、鋭利な形状やエッジをしっかりと維持する
・既存のABSライク樹脂に比べて熱たわみ温度(60〜72℃)が向上しており、塗装の低温乾燥工程や、マイルドな高温環境下での評価が可能
・切削加工性が良く、タップ立てやサンドペーパー仕上げが容易に行える
■ 推奨用途
本材料が持つ高い剛性と特性は、以下の用途に最適。
- 自動車・バイク:エアロパーツ、ダクト、内装治具の機能試作
(※エンジンルーム等、60〜72℃を超える高熱域は除く) - 家電・OA機器:高剛性が求められる筐体、内部フレームの試作
- 産業用機械:正確な寸法保持が必要な組付け確認用の治具、検査用ゲージ
- その他:嵌合(かんごう)確認が必要な、変形を嫌う精密部品

■ 取扱材料の詳細について
各種材料の詳細なスペックや物性データは以下を参照。


