【Printing】サカタインクス、スイスのiPrint研究所とIJ技術の高度化および新規用途開拓における協業開始

サカタインクスは、インクジェット(IJ)技術に特化したスイスの公的研究機関であるiPrint研究所と、IJ技術の高度化および新規用途開拓を目的とした協業を開始した。
近年、印刷業界では多品種少量生産への対応や生産効率の向上、環境負荷低減といったニーズの高まりを背景に、IJ技術の応用範囲が拡大しており、さらには印刷業界以外からもIJ技術によるイノベーションの可能性が期待されている。今回の協業により、サカタインクスのインク開発技術とiPrint研究所の研究環境・知見を融合し、新規用途への展開によりサステナブルな社会の実現に貢献する。
協業内容は次の通り。
・iPrint研究所の開発プロジェクトのためのインク開発と技術協力
・新規用途への適用検討
・データ蓄積および解析による開発の効率化とスピードアップ
サカタインクスのIJ技術の特長は次の通り。
・顔料微分散技術:高画質・安定性を実現
・インク配合技術:用途に応じた塗膜特性の付与
・プライマー技術:多様な基材への印刷適性を実現
今後もサカタインクスは、iPrint研究所との協業を通じて、IJ技術の高度化と新規用途の開拓を進めていく。これまで同社が培ってきたインク開発技術と、iPrint研究所の研究環境・知見を融合し、印刷分野にとどまらない新たな価値創出に取り組むことで、顧客の課題解決とサステナブルな社会の実現に貢献していく。
■iPrint研究所について
iPrint研究所は、西スイス応用科学芸術大学(HES-SO)のHEIA Fribourg校に所属するIJに特化した公的研究機関。主な事業はIJ技術の応用研究(アプライドリサーチ)で、現在IJは主に平面への画像印刷で使われているが、エレクトロニクス、3Dプリント、バイオメディカルなど、多方面の産業で利用が検討されている。Director of Technology & Innovationの堂前美徳(どうまえ・よしのり)氏を中心に、IJ技術に関する最先端の研究開発活動やトレーニングコースを提供しており、さまざまなインクを評価できる環境も整備されている。


