【Printing】ハイデルベルグのVMI、国内50契約を突破

 ハイデルベルグ・ジャパンが提供する、印刷会社向け資材管理ソリューション「VMI(Vendor Managed Inventory)」の国内契約数が50契約を超えた。
 近年、原材料価格やエネルギーコスト、物流費の上昇により、紙、インキ、刷版をはじめとする印刷資材全般の価格が高騰している。一方で、印刷物の販売価格への転嫁には限界があり、多くの印刷会社が収益改善に向けた生産性向上とコスト削減を重要経営課題としている。そうした中で、見落とされがちなのが資材在庫の管理業務。
 発注、承認作業、棚卸し、在庫確認、発注漏れ対応、データ入力、納品管理。こうした業務はこれまで当然の仕事として行われてきた。しかし、多くの現場では担当者の経験や勘に依存しており、過剰在庫や在庫切れ、廃棄ロス、多重発注ミス、緊急発注など、目に見えないコストを生み出している。
 ハイデルベルグのVMIは、印刷資材の使用状況や在庫情報をリアルタイムで可視化し、在庫補充や発注管理を自動化・最適化をすることで、これまで人が時間をかけて行っていた業務そのものを削減する。つまり、「在庫を管理すること」が仕事ではなくなり、本来注力すべき生産性向上や顧客価値創出に時間を使えるようになる。
 ハイデルベルグはこれまでも、自動化技術やサブスクリプションサービスを通じて印刷会社の生産性向上に取り組んできた。今回、国内50契約を超えたVMIは、その取り組みをさらに進化させるソリューションとして、多くの印刷会社から高い評価を得ている。
■VMIとは
 ハイデルベルグは様々な印刷資材の年間の使用量を決めてそれに基づき事前に設定した発注点に応じて定期的に資材を届ける契約形態を提供している。顧客はハイデルベルグの印刷機の高い生産性を維持するために厳しい検査をクリアしたサフィラ製品群をサブスクリプションの年間契約で利用いただくことができる。しかし今までの仕組みでは資材の発注から納品管理までの在庫管理はマニュアルで行われるため顧客にとって負担となっていた。この管理負荷を軽減するのがVMI(Vendor-Managed Inventory)。

VMIの仕組み

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