【AI】三井化学、AIでバイオプラスチック設計を加速するMateria Bioworksへ出資

 三井化学は、同社のコーポレートベンチャーキャピタルファンド(CVC)である321Catalystを通じ、Materia Bioworks Inc.へ出資した。

Materia Bioworksについて
 Materia Bioworksは、計算化学とAIを活用し、バイオプラスチックなどの持続可能な素材を効率的に設計するプラットフォームを開発するスタートアップ。計算化学とAIを組み合わせることで、従来は多くの費用と年月を要していた材料開発を効率化し、開発期間・コストの低減に加え、バイオプラスチック材料の低コスト化にもつなげている。

会社名Materia Bioworks Inc.
所在地カナダ オンタリオ州トロント
最高経営責任者 (CEO)Hasitha de Alwis
設立2023年11月
事業内容AIを活用した持続可能素材設計プラットフォーム事業
URLhttps://www.materiabioworks.com/ 

 Materia Bioworksが提供する素材設計プラットフォームMAPS (Material Application Prediction System) の機能は以下の通り。

配合設計製品に求める性能(熱特性、機械的特性、透過性、物理特性、等)を入力すると、要求されるバイオプラスチックの配合・設計をAIが提案。
製造最適化デジタルツインを用いて顧客の生産ラインをシミュレーションし、温度等の最適な製造条件をアドバイス。
マーケットプレイスバイオプラスチック供給企業とのネットワークと連携し、顧客の原料調達を支援。
認証取得支援バイオ材料や生分解性材料に関する独自のデータベースを活用し、各国規制に対応したバイオプラスチックの承認取得を支援。

※デジタルツイン:現実の設備や製品、プロセスの状態をデジタル空間上に再現し、シミュレーションや分析を通じて、効率化や最適化を図る技術

出資目的
 Materia Bioworksが顧客向けに行うバイオプラスチック設計において、同社のバイオマス素材を活用することで、新規顧客の獲得を含めたバイオプラスチック材料の提供拡大を目指す。さらに、顧客が求める性能・品質の実現に向けて、同社とMateria Bioworksが連携し、新規バイオプラスチック材料の共同開発などにも取り組んでいくことを目的としている。

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