【壁紙を用いた吸音パネル】サンゲツとピクシーダストテクノロジーズ、共同企画開始。「意匠」と「音響」を組み合わせ、共創による新たな空間価値の創出を目指す

 サンゲツピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)は、この度、PxDTの音響制御技術「iwasemi(イワセミ)」を応用した吸音モジュール「iwasemi OC-β」を活用し、壁紙を用いた新たな吸音パネルの共同企画を開始した。この取り組みにより、視覚的には吸音材の存在を感じさせない美しい意匠と、会話のしやすい上質な音響環境を両立し、新たな空間価値の創出を目指す。

サンゲツ「PARCs Sangetsu Group Creative Hub」に設置した吸音パネル

共同企画の背景
 安心して快適に会話ができる音響環境は、円滑なコミュニケーションを促し、空間の価値を高める重要な要素。しかし、オフィスなどの音響対策においては、音響性能とデザイン性を両立することが難しいという課題があった。この課題に対し、サンゲツの多様な壁紙ラインアップと、PxDTの「音を意匠の内部に組み込む」コンセプトを掛け合わせた、新たなソリューションの提案に向けて連携を開始した。

共創による新たな空間価値の提案
 この企画は、新しい素材をゼロから開発するのではなく、両社の既存の強みを組み合わせることで新たな価値の創出を目指すもの。サンゲツの壁紙の背面に、PxDTの吸音モジュール「iwasemi OC-β」を一体化させることで、視覚的には吸音材の存在を感じさせない美しい意匠と、反響を抑えた心地よい音響環境の両立を提案する。さらに、消臭などの機能性や高い意匠性を持つ豊富な壁紙ラインアップを活用することで、空間の快適性やデザイン性を高め、「意匠×機能×音響」が融合した新たな空間提案の可能性を広げていく。

今後の展望
 2026年6月下旬より、サンゲツのオフィス「PARCs Sangetsu Group Creative Hub」(東京・日比谷)にて、実際の壁面を用いた意匠性と音響性能の効果検証を実施する。今後は、商品化に向けて長期使用を見据えた最適な基材選定や提供スキームの構築を進めるとともに、実測データに基づくエビデンスを持ったソリューションとして、オフィスをはじめ、ホテルや医療・福祉施設など多様な市場への展開を目指す。

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