【AWARD】ケミカルリサイクル・ジャパンとJNCE、使用済みプラスチック油化ケミカルリサイクルの社会実装で「エンジニアリング功労者賞」受賞

 出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(CRJ)と、JNCの子会社であるJNCエンジニアリング(JNCE)は、エンジニアリング協会(ENAA)主催の「2026年度エンジニアリング功労者等表彰式」で、環境貢献分野におけるエンジニアリング功労者賞※を受賞した。受賞対象となった「使用済みプラスチック油化ケミカルリサイクルの社会実装チーム」は、CRJとJNCEで構成される。両社はCRJ市原事業所(千葉県市原市、以下「市原事業所」)における油化設備の社会実装を通じ、資源循環モデルの確立に取り組んだことが評価された。
※エンジニアリング協会が1981年度から毎年実施している歴史ある表彰制度。エンジニアリング産業の発展や環境・社会への貢献が評価された個人またはグループの取り組みが、識者による選考委員会審議を経て選ばれる。
 使用済みプラスチックのケミカルリサイクル事業立ち上げのため、CRJとJNCEは市原事業所における前処理および油化設備の建設ならびに商業運転の開始など社会実装に取り組んできた。事業化においては、CRJが資源循環事業の主体としての役割を担い、JNCEがエンジニアリング機能を提供。この取り組みによる環境負荷低減への貢献が評価され、環境貢献分野での受賞に至った。加えて、資源循環の実現を通じて資源安全保障に貢献するとともに、資源循環モデルを社会インフラとして展開できる可能性を示したことも、高く評価された。
 使用済みプラスチックの増加への対応や環境負荷の低減が求められる中、資源循環の重要性はますます高まっている。出光興産とCRJは、2026年4月に商業運転を開始した初号機に続き、現在、油化ケミカルリサイクル設備2号機の基本設計を進めている。

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