【プリプレグ】三菱ケミカル、Xlinktechの新シリーズを開発しスポーツ・レジャー・モビリティ・産業用途の高機能化へ

三菱ケミカルは、炭素繊維プリプレグ「XlinktechTM」の新シリーズとして、「XlinktechTM-HT(#375)」、「XlinktechTM-HS(#372)」を開発し、サンプルワークを開始した。
炭素繊維複合材料(CFRP)は、軽量でありながら高い強度・剛性を有することから、スポーツ・レジャー用途をはじめ、モビリティや産業用途まで幅広く使用されている。
物性面では、CFRPが破損する際には、炭素繊維そのものではなく、炭素繊維を支える樹脂や、樹脂と繊維の界面から損傷が生じることが多く、使用される樹脂には高い強度や耐熱性に加え、優れた耐衝撃性が求められる。特に、高弾性炭素繊維を用いたCFRPは、高い剛性を実現できる反面、衝撃などによる損傷を受けやすく、剛性と耐久性の両立が課題とされてきた。
同社は、高弾性炭素繊維の性能を最大限に引き出す独自の樹脂設計技術を活用し、高弾性炭素繊維CFRPの課題であった耐衝撃性や耐損傷性を大幅に改善した新シリーズ「XlinktechTM-HT(#375)」、「XlinktechTM-HS(#372)」の開発に成功した。

高い剛性と優れた耐久性を両立することで、CFRP部材の設計自由度が高まり、スポーツ・レジャー用途からモビリティや産業用途まで、幅広い分野において高性能化への貢献が期待される。

