【環境保全】ダウとバードライフ・インターナショナル東京、千葉県習志野市の谷津干潟にてクリーンアップ活動実施
ダウ・ケミカル日本は、国際環境NGOバードライフ・インターナショナル東京と連携し、2026年10月10日、千葉県習志野市の谷津干潟においてクリーンアップ活動を実施した。当日は、ダウ日本グループ会社のダウ・東レや三井・ダウ ポリケミカルの従業員とその家族など、34名が参加し、海洋ごみ問題の理解を深めるとともに、地域の自然環境保全に貢献した。

この活動は、ダウが2018年からグローバルで展開する環境保全活動#PullingOurWeight(自身の責任を果たすの意)の一環として実施しているもの。世界各地で、従業員や家族、地域社会とともに、海岸や河川などのクリーンアップ活動を行い、海洋ごみ問題に対する意識向上と環境保全への参加を促している。今回の清掃では、干潟に漂着した生活ごみ約47kgを回収、泥を洗浄し、また、細かい破片となったプラスチック約83gを分別した。
谷津干潟はラムサール条約登録湿地として国際的に重要な渡り鳥の中継地であり、多くの野鳥や水生生物が生息する生態系の宝庫。一方で、周辺河川から生活ごみが流入し、一部に滞留することが課題となっている。参加者は、清掃活動やマイクロプラスチックの選別体験を通じて、自然環境が果たす役割や、プラスチックごみが及ぼす影響について理解を深めた。
今年は新たな取り組みとして、環境観測プログラムの時間を設け、参加者は干潟に生息する生物や鳥の観察、水辺環境の特徴や湿地生態系の価値を学んだ。
ダウ・ケミカル日本の齋藤雅則代表取締役社長は次のように述べている。
「今年も、5回目となる本活動を実施できたことをうれしく思います。ダウは、こうした活動を継続することで、自然環境の改善に具体的な貢献を重ねていきます。今後もダウはパートナー団体やお客さまとのイノベーションやパートナーシップ、地域社会との協働を通じて、循環型経済の実現とサステナブルな社会発展に貢献してまいります」
また、谷津干潟自然観察センターレンジャーの馬渡和華氏は、次のように述べている。
「谷津干潟は、多くの野鳥や水生生物の営みがあるラムサール条約に登録された貴重な湿地ですが、海と繋がる水路を通じて、ごみが流入するなどの環境課題にも直面しています。今回の活動を通じて、参加者の皆さまが干潟の自然や生きものに関心を持ち、その価値を身近に感じていただけたこと、またごみの問題を自分事として捉えていただけたことを大変うれしく思います。今後も地域や企業の皆さまと連携しながら、この豊かな自然環境を次世代へつないでいきたいと考えています」
ダウはグローバルにおいて「廃棄物の転換(Transform the Waste)」目標を定め、2030年までにプラスチック廃棄物やその他の代替原料を活用した循環型・再生可能ソリューションを年間300万トン商業化することを目指している。
■バードライフ・インターナショナルについて
バードライフ・インターナショナルは、1922年に英国で発足した、世界で最も古い歴史を持つ国際環境NGOの一つ。英国・ケンブリッジに本部を置き、現在は125の国と地域のパートナー団体、そして200万人以上のメンバーとともに活動している。学術的なデータに基づき、各国の政府・企業・市民へ働きかけを行いながら、多様な環境保全活動を推進しており、その研究の信頼性、保全手法の有効性、地域社会に配慮した活動は国際的に高く評価されている。また、バードライフはIUCNレッドリストにおける鳥類部門の公式な評価機関としても認められている。

